2016年6月3日、フェイスブック(http://www.facebook.com/aritearu)に投稿した記事です。



(大きな画像)


アイリス・グレース・ハームショー (写真は他のサイトより引用)
(イングランドのレスターシャー州マーケット・ハーボロー在住)


2009年9月生まれのアイリス・グレースは、2歳の時に自閉症と診断されます。



彼女の家族は「何か娘が夢中になって取り組むことを見つけるべき」と考え、絵画セットを与えますが、

その描き出される世界に周囲の大人は驚かされます。



彼女が描いた作品を紹介した本は多くの人に感銘を与えておりますが、これからが試練の場かも知れません。



今は「天才少女」と呼ばれていても、数年後、数十年後には本人しかわからない沢山の悩みを抱えていくと思います。



その状況に接したとき、周囲がどのような援助をしていけばいいのか、彼女の悩みを共有できる場の継続を願います。



自宅の美しい自然、そして不安を鑑賞してくれる猫(スラ)の存在、いつかそれは失われていくかも知れませんが、

彼女の心の拠り所を無くさせてはいけない。



心と体の成長と共に絵が変化していっても、そしてどの時代に描いた絵でも、彼女の「生きている鼓動」が

聴ければと思います。




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