大地と空の息吹き 75 メダカ 自宅にて




2014年6月19日、フェイスブック(http://www.facebook.com/aritearu)に投稿した写真です。



(大きな画像)



種を植えて4年目で咲いた合歓の木(ネムノキ)の花

前に住んでいた近くの山にあった合歓の木、その優雅な木に魅せられ、その種を集めていました。

こちらに引っ越し、そしてしばらくしてこの種を鉢に植えましたが、それは丁度4年前のことです。

合歓の木は葉に特徴があるのですが、咲く花も優雅さを湛えています。

山にあった合歓の木は、いつの間にか枯れていましたが、10年前この木の下で拾った種が、違う場所で新た生命を咲かせる。

子孫という形あるものだけでなく、「受け継ぐ」という神秘も感じさせられます。



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そして、まだ寒さの厳しい夜、

彼が鼻面を星に向け、

長々とオオカミのように遠吠えをするとき、

声を上げているのは彼の祖先たちだ。

彼を通じて、もう死んで塵となってしまった祖先たちが、

鼻面を星に向け、何世紀もの時を超えて遠吠えしているのだ。



ジャック・ロンドン
「オオカミたちの隠された生活」ジム&ジェイミー・ダッチャー著 より引用

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