2012年3月4日、フェイスブック(http://www.facebook.com/aritearu)に投稿した記事です。
「ひょっこりひょうたん島」
幼児期や思春期に受けたトラウマ(心的外傷)は、まるで自分の影のように張り付いて、死ぬまで
決して離れることはないでしょう。
この不安感や恐怖を背負いながら、そして自分を責め続ける自己嫌悪に陥りながらも、人は生き
ていかなければなりません。
ただ美しい魂や世界が、思い出すことさえ拒否してしまった心の扉を少しずつ開けてくれるのか
も知れません。
私の場合、それは母の眼差しであり、「鉄腕アトム」や「ひょっこりひょうたん島」でした。美しいもの
に触れられたから、今の私があるように思います。
そしてこの美を探しつづける旅の道中で、アッシジの聖フランシスコ、インディアンや世界の先住民、
そしてシモーヌ・ヴェイユと出会ってきました。
この美を探し続ける旅に終着点はないのかも知れません。
何か湿っぽい話になりましたが、最後に私の好きな言葉を紹介します。リジュの聖テレーズ(幼き
イエズスの聖テレジア1873〜1897)は「薔薇の聖女」と呼ばれ、その生き方は薔薇の香りその
ものでした。
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困難なことにあったら、それをくぐりぬけなさい。
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(K.K)
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